屋根カバー工法(重ね葺き)とは?葺き替えとの違いやメリット・デメリットを解説

投稿日:2025年5月31日

屋根は建物の大事な構造体の一つです。
20年も経てば劣化も進み、そろそろ屋根を新しくすることも考えなければなりません。

屋根を新しくする方法は「葺き替え」と「カバー工法」の2つがあります。
どちらも一長一短あるため、建物の条件やお施主様のご希望に沿う方法を採用することが大切です。

本記事では屋根カバー工法とはどんなリフォーム方法か、葺き替えとの違いやメリット・デメリットなどをご紹介いたします!

屋根カバー工法とは?

屋根カバー工法(重ね葺き)とは?葺き替えとの違いやメリット・デメリットを解説

屋根カバー工法は「重ね葺き」ともいいます。
名前から想像できるように、現在の屋根の上に新しく屋根を葺く工法です。

屋根が二重になるイメージです。
特徴は解体を最小限に抑えることで、施工や処分にかかるコストを少なくし、費用負担を軽減して屋根を新しくできます。

屋根カバー工法と葺き替えの違い

屋根を新しくする際によく比較されるのが「葺き替え」です。

葺き替えは現在の屋根を解体し、野地板からルーフィング、屋根材、屋根板金を新しくする工法です。
大まかな違いは、元々の屋根を解体することと屋根を残すことです。

解体や廃材があるため、コストの面では葺き替えのほうが負担が大きくなります。
その代わりに古い部分が残らないため、カバー工法のような元々の屋根のところで不具合が起きるといった問題を心配しなくても大丈夫です。

葺き替えについてはこちらの「屋根の葺き替えは20年目以降からお考え下さい!」をご覧ください。

屋根カバー工法のメリット・デメリット

屋根カバー工法をご検討する際にメリット・デメリットを把握しておく必要があります。
葺き替えにも一長一短あるため、こちらも確かめてカバー工法と比較しましょう。

メリット デメリット

・工事にかかる費用負担を軽減できる

・防音性・断熱性が高くなる

・葺き替えよりも工期が短い

・屋根が重くなる(耐震性の低下の懸念)

・施工できない屋根がある

・元々の屋根のところで問題があると修理が大変

・ルーフィングや野地板など内部の状態を確認できない

 

屋根カバー工法が葺き替えよりも優っているのは修理費の負担を軽減できることです。
葺き替えは既存屋根材やルーフィングなどを解体するため、その分だけ施工や処分にコストがかかります。

また、解体時は大きな音が響いて騒音もあります。
どちらの工事も必要ですが、より大きな音が発生する葺き替えはご近所トラブルにならないように事前に工事挨拶を行なっておく必要があります。

工事によるご近所トラブルについてはこちらの「外壁塗装、屋根塗装の失敗例 第3位は?」をご覧ください。

屋根が二重になると防音性や断熱性の向上にも繋がります。
断熱性とは熱の伝わりを防ぐ性能のことで、性能が高いほど内部の温度が上がりにくくなります。
断熱性の向上とともに音の伝わりも緩和されます。

屋根カバー工法をご検討する際に必ずチェックしていただきたいのが、耐震性を維持できるかです。
屋根が二重になることで重量が増し、地震の揺れに弱くなります

十分な強度を保っていることが大切なため、屋根カバー工法を採用される際は耐震性が確保されていることを確かめましょう。

もう一つ気をつけていただきたいのが屋根の劣化具合です。
屋根がかなり傷んでしまっている、すでに雨漏りしているなどの場合は、元々の屋根を残す形になるカバー工法よりも葺き替えで屋根を新しくしたほうが、今後のことも考えると安心です。

屋根カバー工法は瓦だと施工できません
屋根の重量が重くなるということだけでなく、瓦だと屋根の下地として利用できないからです。
現在の屋根が瓦でしたら、葺き替えで屋根を新しくしていただくことになります。

LOHASは瓦工事も承っております。
漆喰工事や谷板金などは定期的なメンテナンスが必要です。
10年以上年数が経っている場合は劣化が進んでいる可能性がありますので、メンテナンスをご検討ください。

瓦工事についてはこちらから

こんな方に屋根カバー工法はおすすめ‼︎

屋根カバー工法をおすすめできるのはこのような方です。

・できるだけ屋根にかけるコストを減らしたい
・近いうちに建て替えを計画している
・引越しをする予定がある
・長い期間保たせる必要がない

このように屋根カバー工法は長期間の維持を重視されていない方におすすめです。
建て替えや引越しを予定されている方だと葺き替えでは過剰な工事になってしまうかもしれません。
屋根カバー工法なら葺き替えよりも安く屋根を新しくできますので、建物にかけるコストの負担を減らせます。

屋根工事ならLOHASにおまかせください!
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ここまで屋根カバー工法についてお伝えしてきました。
屋根カバー工法は解体を最小限に抑えることで、葺き替えよりも安いコストで屋根を新しくできるメリットがあります。

その代わりに屋根が重くなり、建物への負担が大きくなること、元々の屋根に問題があった時に修理が大変になること、施工できない屋根があることなどのデメリットもあります。

葺き替えやカバー工法ではどちらもメリット・デメリットがありますので、両方ともよく比較し、建物の条件やお施主様のご希望に沿うか考えて最適な方法をご採用ください。

適切な工事方法を採用する際は、屋根の状態を細かく把握している必要があります。
業者による診断が必要ですので、必ずに工事前に建物診断を実施ください。

LOHASは建物診断や見積もりを無料で行なっております。
お客様のご希望に沿って最適な方法をご提案させていただきますので、なにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

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