長野県岡谷市にて、外壁塗装の現場です。

今回は、下地処理を終えた外壁の塗装の様子についてお伝えします。

塗装工事は必ず重ね塗りをしています。

基本は下塗り→中塗り→上塗りの3度塗りです。

下塗りでは、外壁と仕上げ塗料(中塗り・上塗り塗料)の接着力を高める、接着剤のような役割です。

また、仕上げ塗料が外壁に吸い込まれてしまって色むらが出きるのを防ぐ役割もあります。

こちらの「塗装工事の下地処理、下塗りは非常に重要です」のページでも詳しくご案内しています。

中塗り・上塗りは色が異なる同じ塗料を使いました。

塗料にはメーカーが定めた基準塗布量というものがあり、

遵守しなければ塗料の持つ機能(遮熱性や防水性)を発揮する事はできません。

また、仕上げ塗料を1回だけ塗布すると気泡ができます。

2回塗装する事で気泡を埋め、均一な厚みにもできるのです。

ちなみに、中塗りと上塗りの色を違うものにしたのは、塗り忘れを防ぐ為です。

広い外壁を同じ色で塗装すると、塗り忘れがあっても気が付きにくいものです。

「うちは中塗りと上塗りは同じ色で塗装します」という塗装屋がいたら、

手抜き工事の可能性が出てくるので注意が必要です。

外壁塗装は安い買い物ではないので、業者選びは慎重に行ってください。

「工事業者の選び方　～基礎編～」については、こちらのページです。

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