雨どいが壊れてしまった!修理費用と工事内容を解説
投稿日:2022年8月23日 更新日:2024年5月9日
目次
雨どいは屋根から流れてくる雨水を地面に流すために設けられています。突然雨どいが壊れてしまった場合は、早めに対処することが大切です。
雨どいに不具合が起きていると建物の劣化を早める原因にもなります。今回は雨どいの工事内容や工事費用、破損したまま放置しておくとどんなリスクがあるのかを解説していきたいと思います。
【雨どいが壊れてしまったら早めに修理!放置するリスク】
雨どいを壊れたままにしておくと建物の劣化を早める原因になります。被害はご自分のお家だけでは済まず、近隣の方にも及ぼしてしまう恐れがありますので、早めに修理しておくことが望ましいです。
【壊れた雨どいが風に飛ばされる】
雨どいは複数の部材を接合して組まれています。経年劣化すると接合部のところが破損してしまうことがあります。
破損した部材は風にあおられて飛ばされてしまい、近隣の建物や車を傷つけてしまいます。
雨どいが古くなっているとご自分のお家だけでなく、近隣の方にも被害を及ぼしてしまう恐れがありますので注意が必要です。
【雨どいの水漏れは騒音の元】
雨どいが壊れていると水漏れを起こします。屋外にあるものですから、水漏れしても問題ないと思われるかもしれません。しかし、2階から水が落ちてくるのを想像してみてください。
高いところから水が大量に落ちてくるのは、かなりうるさく感じるでしょう。
近隣の方にも騒音でご迷惑をかけてしまい、近隣トラブルに発展してしまうかもしれません。
【外壁が汚れて劣化を早める原因に】
騒音の他にも雨どいの水漏れは、外壁を汚して劣化を早める原因になります。高いところから頻繁に水が打ち付けるため、その衝撃で地面を抉ってしまう可能性もあります。
地面が土間でなく土の場合は、泥はねもひどく外壁や基礎などをかなり汚してしまいます。汚れがつきやすい環境は、塗装などの劣化を早めることになります。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【雨どい工事の費用】
雨どいを壊れたままにしておくと「劣化を早める」「近隣トラブル」「騒音」などのいろいろなリスクがあることをお伝えしました。雨どいが壊れている場合は、早めに修理しておくことが大切です。
雨どい修理は種類があります。以下に工事ごとの費用の目安を表にしましたのでご覧ください。
状態 | 費用 |
継ぎ手が外れている | 5000円〜 |
部分破損、部分補修 | 10,000円〜 |
傾斜不良、金具が曲がっている | 10,000円〜 |
ゴミ詰まりの撤去 | 5000円〜 |
雨どい全交換 | 10,000円〜 |
それでは以下に雨どい工事の内容についてご説明していきます。
【雨どい部分補修】
雨どいの部分補修は以下の工事があります。
【雨どいの部分補修】
・破損した雨どいの部分交換または部分補修
・雨どいの金具交換
・雨どいの傾斜調整
雨どいは複数の部材を接合して組まれているため、部分交換が可能です。
現行品の雨どいであれば部品を調達できるため、全部交換せずに直すことができます。
ただし、廃盤品や生産停止になった雨どいは部材を調達できないため、部分補修ができません。
応急処置で維持できればいいですが、損傷がひどい場合は雨どいを全交換することをおすすめします。また、修理が高所作業となる場合は足場が必要です。
足場代は15〜25万円ほどするため、コストを節約のために外壁塗装や屋根工事など他の高所作業となる工事もできないかご検討ください。
足場についてはこちらの「屋根と外壁はセットでお得」をご覧ください。
【雨どい交換】
雨どいは材質の種類があり、それぞれ価格が違います。材質ごとの費用は以下の表をご覧ください。
材質 | 金額 |
塩化ビニール | 1,500円/㎡〜 |
合成樹脂製 | 2,500円/㎡〜 |
ガルバリウム | 5,000円/㎡〜 |
銅製 | 12,000円/㎡〜 |
住宅で一般的に使われているのが塩ビ製や合成樹脂製です。
コストがリーズナブルで柔軟性があり、耐久性も高いです。全交換する場合は足場が必要ですので、他の工事も一緒にしておくことをおすすめします。
【雨どいの清掃】
軒樋は落ち葉や砂などが入り、ゴミが溜まってしまうと水詰まりを起こします。ゴミが溜まった状態だと水の流れが悪くなり、水漏れの原因です。
どうしても軒樋は上から落ち葉や砂などが入ってしまう形状のため、ゴミが溜まる環境の場合は定期的に清掃が必要です。ゴミが入らないように軒樋に被せる落ち葉除けネットもありますので、ぜひこちらもご検討してみてください。
当社は雨どい工事も承っております。詳しくはこちらの「雨どい工事(修理・交換)」をご覧ください。
【DIYで雨どいを修理するのはおすすめしません】
雨どい工事はDIYでできるというのを散見しますが、高所作業となりますのでDIYでするのはおすすめしません。
1階の雨どいでも修理するには梯子や脚立が必要です。ほんの1mの高さから落下するだけでも大きなケガを負ってしまう可能性があります。たしかにDIYなら費用はかかりません。
しかし、もしケガを負ってしまったら治療費がかかり、完治するまで普段の生活にも支障をきたしてしまうでしょう。また、DIYだと修理してもすぐに不具合が起きてしまうことも考えられます。
何回も修理していたら、結局業者に工事を頼んだ方が安かったということもあります。
簡単に防水テープで巻くくらいの応急処置ならいいですが、本格的な修理や高所作業となる場合は、DIYで行わずにプロにおまかせください。
【状態が悪くなる前に対策を!当社は無料点検を実施しています!】
地味に見えてしまうかもしれませんが、雨どいも建物には欠かせない大切な設備です。
もし、雨どいがない建物だったらどうでしょうか?
雨の日はバシャバシャと水が落ちてくる音がしてきて、外壁や基礎なども汚れてしまっているでしょう。
劣化を早める原因にもなりますので、メンテナンスコストが上がり、経済的にも良くありません。長く大切な建物を維持していくためにも定期的に雨どいをメンテナンスしておくことが大切です。
重要なことは雨どいの状態が悪くなる前に対策することです。
雨どいの劣化や損傷の原因は以下のことがあります。
【雨どいの劣化・損傷の原因】
・雨どいのゴミ詰まり
・経年劣化(塩ビ製の雨どいの耐用年数は20年ほど)
・強風や雪などの被害
・経年劣化や強風、雪による軒樋の傾斜の歪み
・雨樋の固定金具の破損
・継ぎ手の隙間
年数の経過や自然災害で雨どいが不具合を起こす可能性があります。そのまま放置するのではなく、普段から状態を確認して適切なタイミングでメンテナンスを実施ください。
当社は無料で建物診断を実施しております。気になることやお困りのことなどがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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