外壁にクラック(ひび割れ)が発生する原因とは?対策についても解説!
投稿日:2026年8月27日
「外壁に細い線のようなひびを見つけた」
「これって放置して大丈夫?」
そんなご相談を私たち外装工事の現場では日常的にご相談をいただきます。外壁のクラックは、見た目の問題だけでなく、建物内部への雨水侵入や構造的な強度の低下、劣化を早めるなどの原因になります。
しかし、なぜ外壁にクラックが発生してしまうのでしょうか?軽微なクラックでしたら、そこまで建物に大きな影響を与えませんが、クラックが大きくなるのはできるだけ避けたいところです。理想は、クラックを発生させないことが重要です。
そこで本記事では、外壁にクラックが発生する主な原因とその予防対策についてわかりやすく解説します。
クラックとは?見つけたら早めにご相談を!
クラックとは、外壁に生じる「ひび割れ」のことを指します。クラックは程度によって分類されており、「ヘアークラック」と「構造クラック」の二つがあります。
幅0.3mm未満の比較的に軽微なクラックを「ヘアークラック」と呼んでいます。ヘアークラックは経年による表面的な現象であることが多い。
注意していただきたいクラックが「構造クラック」です。構造クラックは、幅0.3mm以上の深いクラックで、構造体まで達している可能性があります。構造クラックは、放置すると雨水が浸入し、内部の腐食や断熱材の劣化につながる恐れがあります。
クラックが発生している場合は、まずクラックの幅や深さを確認し、状態を見極めることが大切です。ただし、目視だけで判断できるものではありませんので、クラックを見つけましたら自己判断せずに専門業者にクラックの程度を点検してもらいましょう。
クラックについては以下の記事もご参考にしてください。
外壁にクラックが発生する原因
原因① 経年劣化による損傷
建物は年数の経過とともに劣化が進んでいきます。常に風雨や紫外線にさらされているため、塗膜の柔軟性を失いクラックが生じてきます。
さらに水が染み込むようになれば、外壁に直接ダメージを与えることになり、構造クラックまで症状を大きくさせます。これは自然な経年変化であり、定期的なメンテナンスが必要なサインといえます。
原因② 建物の構造的な動き
地震の揺れや地盤沈下、車の振動などにより、建物は常に動きがあります。この動きは外壁材や塗膜に負荷がかかる状態のため、追従しきれなくなればクラックとして症状が現れます。
とくに衝撃に弱い窓まわりはクラックが生じやすいです。窓まわりのクラックは雨漏りにもつながりますので注意しておきましょう。
原因③ 施工不良によるもの
施工不良もクラックを起こす原因の一つです。塗装では不十分な下地処理や塗料の攪拌不足、乾燥時間の不足などがあると、施工不良でクラックが発生する可能性があります。
施工不良が原因するクラックは塗装以外の工事でも発生しますので、クラックが起こらないように適切な施工が求められます。同じ場所に何度もひびが入る場合は、施工品質を疑い、専門業者による診断を受けることをおすすめします。
原因④ 温度・湿度変化によるもの
外壁は日中と夜間、夏と冬で温度差にさらされ、膨張と収縮を繰り返しています。この繰り返しの動きが蓄積されることで、外壁の劣化が進み、耐久性が低下することでクラックとして表面化します。
外壁を保護している塗装の劣化は、熱劣化(膨張・収縮による負荷含めて)を促進させますので、長く耐久できるように、適切なタイミングで外壁塗装を実施することが大切です。
外壁クラックを予防する対策
クラックを完全に防ぐことは難しいものの、進行を遅らせ、被害を最小限に抑える対策は可能です。
予防のポイントは大きく3つあります。
【① 10年ごとの定期点検】
10年を目安に定期点検することが深刻なクラックを防ぎます。
早期に劣化のサインを見つけることで、クラックへの進行を防ぎやすくなります。
【② 定期的な外壁塗装】
塗装は建物を保護する大事なメンテナンスです。
適切なタイミングでの外壁塗装することがクラックを防ぎます。
塗膜が劣化する前に塗り替えることで、外壁材を紫外線や雨風から守り続けることができます。
【③ 塗装と一緒にシーリングを打ち直す】
シーリングの打ち直しも建物を維持していくために大事なメンテナンスです。
シーリングが劣化したまま放置すると、そこから雨水が染み込み、外壁自体の脆弱化が進んでクラックが起こりやすくなります。
これら3つを実施して外壁の耐久性を低下させないことが重要です。
クラックが生じやすいモルタル外壁には、下塗りに弾性を持つフィラーを使用することで、下地の動きに追従しやすくなり、クラックの発生を抑制できます。
ただし、弾性塗料を窯業系サイディングやALCなどのセメント系外壁材に塗ってしまうと、塗膜の膨れや剥がれが発生することがあるため、外壁材の種類に適した塗料を選定することが大切です。
すでにクラックがある場合は、外壁塗装を知らせる大事なサインです。塗装の劣化過程は「褪色→チョーキング→クラック→剥離」となっているため、ヘアークラックだとしてもそのまま放置せずに外壁塗装のご計画をおすすめします。構造クラックにまで症状が進んでいる場合は、なおのこと放置してはいけません。
外壁塗装のタイミングについては以下の記事で解説しております。
まとめ|クラックを見つけたら、LOHASの無料診断をご利用ください!
外壁のクラックは、経年劣化・構造的な動き・施工不良・温度変化など、さまざまな要因から発生します。軽微なクラックでも放置すると雨水が侵入して内部劣化につながります。大切なお住まいを長く維持していくためにも早期発見・早期対応が肝心です。
クラック予防には、10年を目安とした定期点検、適切なタイミングでの外壁塗装、シーリングの打ち直しに加え、外壁材に適した塗料を選ぶことです。計画的なメンテナンスを習慣化し、気になるクラックを見つけたらそのまま放っておかずに、念の為に専門業者にご相談ください。
LOHASでは建物診断や見積もりを無料で実施しております。お客様にも実際に立ち合いをお願いし、建物の状態や必要なメンテナンスなど、詳しくかつわかりやすくご説明させていただきます!
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