建物を長期的に維持していくために、最も注意しなければならないのが「雨漏りを放置すること」です。

雨漏りの発生原因で多いのが「屋根」「外壁」「ベランダ」「窓」です。

 

ですが、原因として多いと言っても、直接的な雨漏りの原因となっている場所を特定するのは非常に難しいのです。

雨漏りの原因は様々な可能性を想定しなければいけません。

 

そして、思い当たる場所をひとつずつ潰していくのが雨漏り調査・修理の基本的な流れです。

早急に雨の侵入を防ぐことが肝心なのですが、改修工事を行なっている間も雨は降り、建物を劣化させてしまい、耐久性も落ちてしまうのです。

 

できるだけ、建物への被害を抑えるためには、雨漏りしていることに早く気づくこと。

雨漏りを放置するのは以ての外です。

 

ここでは雨漏りを放置する危険性についてお伝えしたいと思います！

 

雨漏りを発見したらそのまま放置せず、早急に修理することが大事です。

生活する部屋で雨漏りしている場合は、生活に支障がでないように応急処置も行うべきでしょう。

 

水が滴る状態のままでは壁紙やフローリング、家電、家具などが傷んでしまいます。

天井に現れたシミは、何か月もかけてじわじわと雨漏りしている可能性があります。

 

屋根から天井までのどんなルートを通ったのかもわかりません。

雨が通ってきた経路のすべての材料を取り換えることは難しいですが、少しでも早い対応が雨漏りから建物を守る唯一の方法になります。

 

それでは、どうすればいち早く雨漏りに気づけるでしょうか？

雨漏りすると様々な症状が現れます。

 

冒頭でも触れたように、雨漏りは建物への被害がとても大きです。

現れてきた症状は、必ずしも雨漏りしているとは限りません。

 

ですが、雨漏りを放置するリスクの方が断然高いですから、少しでも疑わしい症状が見られたら、早めに動き出しましょう。

 

次の項では雨漏りすると現れる症状についてお伝えします。

 

雨漏りの応急処置方法についてはこちらの「雨漏りは建物寿命を縮める原因に！雨漏りの応急処置と雨漏りを防ぐ対策」をご覧ください。

 

雨漏りはいち早く異変に気づけることが大切です。

放っておいてしまう期間が長いほど、建物に与えるダメージもおおきいですから、少しでも疑わしい症状がありましたら、早めに対処しましょう。

 

雨漏りを疑うべき症状は以下の症状です。

 

【雨漏りする現れる症状】

・天井や壁に水シミができる

・カビが発生しやすくなる

・湿気が多くなる

・水が落ちる音がする

・電気配線がショートする

・窓枠が濡れている

・シロアリを見た

 

雨漏りするとよく見られる症状が、天井や壁にシミができることと窓枠が濡れていることです。

これは建物内部に入り込んだ水が室内にまで流れてきてしまっている状態です。

 

また、この状態が続けばカビも生えやすくなります。

カビは空気中に菌が浮遊して健康被害の原因となります。

 

カビはアレルギーや喘息を発症させる恐れがありますので、小さなお子さんがいるご家庭は特に注意しなければいけません。

 

もし、シロアリを発見した時は、緊急性が高い状態ですので、すぐに動き出しましょう。

シロアリは木材を餌にしており、湿気や水気が多いところを好みます。

 

雨漏りで濡れた柱などの木材は、シロアリにとってごちそうです。

雨漏りはシロアリを寄せ付ける原因であり、建物に甚大な被害を与える恐れがあります。

 

家の中でシロアリを見たということは、すでに建物内部にシロアリが入り込んでいる証拠ですので、被害を受けている可能性が高いです。

 

構造体がダメになってしまうと、修理するにも解体が必要になり、内装の復旧も行うことになります。

シロアリ被害は工事規模が大きくなる傾向で費用も掛かります。

少しでも被害を抑えるためにも、そのまま放置しないようにしましょう。

 

雨漏りの厄介なところは、必ずしも目に見える形で症状が現れてくるというわけでないことです。

断熱材が水を吸収しているかもしれませんし、運良く水が室内にまで流れてこないだけかもしれません。

 

「水が流れてこなければ生活に支障がでないから大丈夫」と思ってはいけません。

上記の項でもお伝えしたように雨漏りを甘く見ていると、建物の老朽化を早めて寿命を短くさせます。

 

しかし、症状が見えなければ、どうやって雨漏りに気づいたらいいでしょうか。

次の項では、雨漏りを防ぐ対策についてお伝えします。

 

雨漏りは被害を最小限に抑えるためにいち早く異変に気づけることが大切です。

ですが、症状が必ずしも表に現れてくるわけではないこと、すでに雨漏りしてしまっていることなどの問題もあります。

 

雨漏りはなるべく起こさないことが望ましいですから、普段から雨漏りを未然に防げるように対策しておきましょう。

雨漏りを防ぐ対策は、定期的に建物を点検することです。

 

できれば専門業者に見てもらうことをおすすめします。

雨漏りは原因を特定することがとても難しいですから、一般の方が見ても雨漏りしているか判断できないかと思います。

 

プロの業者ならこれまでの経験と専門知識を元に細かくチェックすることができます。

LOHASは無料で建物診断を行なっております。

雨漏り調査・修理も承っておりますので、お住まいのことでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

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雨漏り調査・修理についてはこちらから

 

雨漏りを放置することは、雨漏りの痕跡が現れた場所だけの問題ではありません。

天井に出たシミは大したことないと感じていても、実際には建物の重要な構造体まで劣化させてしまっていることがあります。

雨が降るたびに少しずつ劣化が進むことで、気づいた時には取り返しのつかない重大な欠陥に繋がってしまうことも…。

少しでも雨漏りの可能性を感じた場合には、専門の業者に点検してもらうことが建物にとっても大切です。

 

“mu”

 

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