サイディングの種類と特徴を解説!
投稿日:2022年11月30日 更新日:2023年3月1日
目次
サイディングは外壁材の一つでして、今の住宅に多く採用されています。とてもポピュラーな外壁材でよく目にする機会が多いかと思いますが、サイディングと言っても種類は一つではありません。
サイディングには「窯業系」「金属系」「樹脂系」「木質系」の4種類があります。今回はサイディングの種類とメンテナンスのポイントについてお伝えします!
【サイディングとモルタル、なにが違うの?】
サイディングとは建物の外壁材の一つでして、住宅の外壁材として最も普及しています。そのシェア率は8割近くもあり、今建てられている住宅のほとんどがサイディングを採用しています。もしかすると見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
サイディングは工場で成形・製造しているボード型の外壁材でして、決まったサイズで作られるため、加工が少なく、下地を取り付けたら後はサイディングを張っていくだけと施工も比較的に容易です。
サイディングのように既製品をそのまま張っていくのを乾式工法と呼びます。それに代わって昔から用いられているモルタルは、セメントと砂、水を混ぜ合わせて作り、下地に塗り込んで外壁を作っていく工法でして、これを湿式工法と呼んでいます。(モルタルに似ているコンクリートはセメント+砂(細骨材)+砂利(粗骨材)+水で作られています)
モルタル外壁は、現場で材料を作ってから塗っていきますので、すでに出来上がっているサイディングよりも手間がかかり、仕上がりも職人によってばらつきがあります。
サイディングだとメーカーが施工マニュアルを用意しておりますので、一定の品質を守って提供できるメリットがあります。
【ほかにどんな外壁材がある?】
外壁材にはサイディングやモルタルの他にもあり、以下の外壁材があります。
・タイル
・レンガ
・ALC
・コンクリート
詳しいことは今回割愛させていただきますが、それぞれ特徴やメンテナンス方法が異なります。
【サイディングの種類】
前述した通りサイディングには「窯業系」「金属系」「樹脂系」「木質系」の4種類があります。各サイディングの特徴を以下にてお伝えしていきます。
【窯業系サイディング】
窯業系サイディングは、種類の中でももっとも普及しているサイディングでして、普及率は8割近くあります。
窯業系とはセメントと繊維質を原料とするセメントベースのサイディングです。多く普及しているため、ラインナップも豊富にあり、安価なものからハイグレードなものまで揃っています。
窯業系サイディングの性能は、耐久性、耐衝撃性、耐火性に優れ、特に目を引くのが石目柄やレンガ柄、タイル柄、木目柄など魅力的な柄を施しているデザイン性の高さです。
現在は技術開発も向上して光触媒や無機コーティングなどの特殊な塗装を施し、長期的に美観を保持できるようになっています。(特殊なコーティングがされているサイディングは塗装が付きにくく難付着サイディングと呼ばれています。塗装するときは下地処理や下塗りが通常の塗装とは異なってくるため、塗装工事をするときはご注意ください)
塗装工事をお考えの方はこちらの「外壁塗装」をご覧ください。
【金属系サイディング】
金属サイディングは軽量さが特徴的で、建物の重量負担が軽減されるため耐震性に優れています。地震大国である日本では注目される素材でして、外壁材だけでなく屋根材にも多く採用されています。
当社は屋根工事も承っております。屋根工事については下のページをご覧ください。
昔から用いられていたのは亜鉛メッキのサイディングでして、このサイディングは経年劣化するとメッキ層が薄くなり、サビが発生するため定期的に塗装が必要でした。
現在では錆びにくいガルバリウム鋼板が主流です。窯業系サイディングのように柄はなく、シンプルなデザインになっていますが、そのスタイリッシュさからモダンな雰囲気の外観になります。
ガルバリウム鋼板は基本的に塗装をする必要はなく、普段のお手入れは水洗いで大丈夫ですが、メッキ層が剥がれると公判が露出し、水や空気に触れると錆びてしまいます。
サビが発生するともらい錆でそこから広がってしまうため、定期的に点検を実施して被害が出ないようにしましょう。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」もご参考にしてください。
【樹脂系サイディング】
樹脂サイディングはアメリカやカナダに広く使用されている外壁材です。樹脂サイディングの主原料は塩化ビニル樹脂でして、樹脂自体に顔料が練りこまれているため、色褪せや色ムラになりにくい特徴があります。また、水分を吸収しない性質を持っていますので、塩害や凍害に強いです。
サイディングの中では褪色しにくく、塗り替え回数が少ないメリットがあります。さらにサイディングを重ねて張っていく施工方法のため隙間が生じにくく、水が入りくい構造。シーリングを打つ量もほかのサイディングより少ないです。
デメリットで挙げられるのは普及が少ないため、施工できる業者が少ないこと。種類も窯業系や金属系よりも豊富にはありません。メンテナンスの手間が少ないというメリットはありますが、定期的に点検はしておくことをお勧めします。
【木質系サイディング】
天然木材を板状にした外壁材が木質系サイディングです。木材の性質である断熱性の高さと木のあたたかみのある味わいは、他のサイディングでは出せない魅力です。
木材なので腐食を防ぐために定期的に塗装が必要なこと。天然木ですから価格が高いというデメリットがあります。
メンテナンスの手間がかかり、価格も高いというデメリットはありますが、無垢材はどの材料にもない魅力があり、人気があります。デザイン性にこだわっている方は、ぜひおすすめしたい外壁材です。
【サイディングの種類でメンテナンス方法が違う!気になったら無料診断を!】
ここまでサイディングの種類や特徴をお伝えしてきました。どのサイディングもメンテナンスが必要でして、劣化の仕方やメンテナンス方法が異なります。
サイディングは年代によって施工方法も違い、90年代に多い直張りや2000年代以降に採用されている通気工法などがあります。直張り工法は、湿気や結露で下地が腐食したり、防水紙の劣化を早め、雨漏りを引き起こす原因となっていますので、少しでも異変を感じましたらすぐに業者に相談しましょう。
当社は無料で建物診断を実施しております。お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお力になれるかと思いますので、お気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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