担当からのコメント

長野県諏訪市のK様邸の工事が完了しました。

今回ご依頼いただきました工事は屋根遮熱塗装と屋上防水塗装です。

施工したスレート屋根は年数の経過から塗装が剥がれている状態でした。

苔などの付着もあり、塗装の性能が落ちているサインが出ていました。

スレートはセメントが原料のため劣化していると水が染み込んでしまいます。

水が染み込み続けると劣化を早めてしまいますので、屋根を保護するために定期的に塗装が必要です。

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

屋根は急勾配のため屋根足場を設置しました。

勾配とは屋根の傾斜のことです。

6寸勾配以上になると急勾配のため、施工性と安全性を確保するために屋根足場を設置します。

屋根足場は屋根の上に設ける足場のことで、傾斜がきつい屋根の上でも足を支えることができ、安全に作業ができます。

屋根足場についてはこちらの「長野県諏訪市　K様邸　屋根塗装工事　屋根足場設置　高圧洗浄」でお伝えしておりますので、ぜひご覧ください。

屋根塗装は下塗りをした後にタスペーサーを設置しました。

タスペーサーとは縁切りができる樹脂製の部材です。

タスペーサーが出る前は塗装後にカッターで塗膜をカットして縁切りをしていましたが、タスペーサーは屋根材に差し込むだけと施工がとても簡単になりました。

等間隔にタスペーサーを設置しますので、すべて手作業で行なっていた時よりも縁切りの精度が安定しています。

今回使用した塗料は遮熱塗料です。

遮熱塗料は太陽光の近赤外線を反射し、熱の吸収を抑えてくれます。

屋根の表面温度は60℃以上も上がることがありますので、その熱が室内にまで伝わってきてしまうことがあります。

室内温度上昇の原因となり、エアコンの負荷も大きくなってしまいますが、遮熱塗装をすることで熱の吸収を抑え、室内温度が上がるのを抑制、エアコンの負荷も軽減し、電気代の節約に貢献してくれます。

屋上防水は既存防水シートを剥がし、防水剤で塗装しました。

シートを剥がしてから下地処理を行い、プライマーの塗布、防水剤の塗装と工程を進めました。

屋上防水が古くなっていると防水性能が落ちて水が染み込んできてしまいます。

雨漏りの原因となりますので、屋上防水は性能を保つために定期的にメンテナンスをしておくことが大切です。

屋上防水の施工についてはこちらの「長野県諏訪市　K様邸　ベランダ防水工事　防水塗装の仕上げ」でお伝えしております。

この度は工事のご依頼をいただきましてありがとうございました。

今後はアフタフォローでお伺いさせていただきますので、これからもよろしくお願い致します。

なにかございましたらすぐにご対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

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