外壁塗装の全工程を詳しく解説します!

投稿日:2024年12月9日  更新日:2026年6月5日

外壁塗装はどのように進むのかご存知ですか?

外壁塗装工事はただ塗料を塗るだけのように見えるかもしれませんが、それ以外にも様々な工程があり、塗装を長持ちさせるためにはどの作業もとても大切です。

せっかく外壁塗装をしたのに短期間で不具合が出てしまわないよう、お施主様も工事の工程を把握しておくことが重要です。

これから外壁塗装をお考えの方は、ぜひ外壁塗装の流れや工程についてポイントを押さえておきましょう!

本記事では、外壁塗装の全工程を詳しく解説いたします!

外壁塗装工事のスケジュールと全体の流れ

まずは外壁塗装工事の流れを確認しましょう。

【外壁塗装工事の流れ】
① 仮設足場の設置
② 高圧洗浄
③ 下地処理〜養生
④ 下塗り
⑤ 中塗り
⑥ 上塗り
⑦ 仕上がりの確認
⑧ 仮設足場の撤去〜お引き渡し

外壁塗装が始まってから完了するまでの期間は、10〜14日間程度です。
外壁塗装は屋外工事ですので、雨により工事が遅延することもあります

特に雨の多い時期は多少遅延が生じてもいいようにスケジュールに余裕を持っておくといいでしょう。

【全8ステップ】外壁塗装工事の全工程を徹底解説

① 仮設足場の設置

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高所作業を滞りなくできるように仮設足場を組みます。

足場の組み立て時は大きな音がするため、ご近所トラブルにならないように事前に工事の挨拶を行なっておくことをおすすめします。

挨拶は工事開始1週間前までに済ませておくと安心です。

② 高圧洗浄

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建物に残る汚れや古い塗膜を洗い流す工程が「高圧洗浄」です。
外壁の表面に残る不要なものを洗い流すことで、新しい塗料の定着をよくします。

足場の設置後に行い、洗浄後は建物を乾かすために1〜2日ほど時間を置きます。

乾燥が不十分だと塗料が密着せず、早期塗膜剥がれなどの原因となるので十分に乾燥させます。

③ 下地処理〜養生(ここが塗装の寿命を決める!)

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そもそも「下地処理」とは?疎かになるとどうなる?

「下地」とは塗装する面のことを指します。

 

塗装は下地に密着することで長く保ちます。

下地処理が重要と言われるのは、この密着性に関わるためです。

【下地処理をする目的】

下地処理をする目的は主に2つあります。

・塗装の密着性を高める
・凹凸になっている下地を平滑にして見栄えをきれいにする

もしこの下地処理が疎かになると、塗装が剥がれやすくなったり、見栄えが悪くなるというトラブルが起きやすくなります。

 塗装は平均的に10年は持たせることができます。

しかし下地処理が適切に行われていないと数ヶ月、数年で塗装が剥がれてしまう可能性が出てくるのです。

万が一数ヶ月、数年で剥がれてしまったら、再度外壁塗装工事が必要となります。

外壁塗装の相場は51〜120万円程度ですので、経済的な負担だけでなく、精神的なストレスも大きくのしかかるでしょう。

塗装の耐久性で大きなトラブルを起こさないためにも、下地処理がきちんとされているか確認することをおすすめします。

下地処理作業の種類(ケレン・コーキング・補修工事)

下地処理と一口に言っても実際は「ケレン」「コーキング工事」「補修工事」などいろいろな作業があります。

各下地処理の作業がどのような内容かを説明していきます。

 

【ケレン】
ケレンはサンドペーパーやディスクサンダーなどの研磨道具を使って下地を磨く作業です。

高圧洗浄で落としきれなかった不純物を除去すること、凹凸になっている下地を平滑にする目的でケレンを行います。

ケレンで下地を良好にすることで塗装の密着性が高まり、見栄えもきれいに仕上げることができます。

 

【コーキング工事】
コーキングは建物の隙間を塞ぐために用いる充填材です。

コーキングが打設されているところは、

・外壁目地(サイディングやALCなどのボード型の外壁材に設けてあります)
・部材の接合部や取り合い部

などです。

5〜10年ほど経過するとコーキング材に劣化症状が現れてきますので、外壁塗装と一緒にメンテナンスを行いましょう。
建物の防水性と気密性を保つ重要な工事ですので、劣化を放置しないようにしましょう。

 

【補修工事】
外壁や他の部材に不具合がある場合は、塗装前に補修しておくことも大切です。

「外壁のクラック」「木部の腐食」「雨樋の破損や水漏れ」など不具合を残して塗装すると、後々トラブルが発生する恐れがあります。

工事をやり直すことになってしまうため、塗装前に補修工事も必ず行ってください。

④下塗り(3回塗りの要!絶対に欠かせない目的)

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下塗りから塗料を塗る工程にはいります。
ここではシーラーやフィラー、プライマーなどの下塗り剤を塗ります。

下塗りをする目的は「下地への付着力を高めるため」「塗料の吸い込みを防ぐため」「塗装面の凹凸を平滑にするため」「錆の侵食を防ぐため」など様々あり、用途や条件、素材によって使用する下塗り剤も変わります。

 

下塗りの役割は「下地への密着性を高める」ため

下塗りをする目的の一つが、下地への付着力を高めることです。

塗料というとウレタンやシリコン、フッ素などを浮かべるかと思いますが、お施主様が目にするこれらの塗料は、仕上げ用の上塗り塗料です。

上塗り塗料は風雨や太陽光などからの保護と性能を高める効果があります。

ですから、上塗り剤と下塗り剤とでは目的が異なるのです。

上塗り塗料も密着しますが、外壁のように動きが多いところでは、追従性が悪くて剥がれてしまう可能性が高くなります。

せっかく塗装してもすぐに剥がれてしまっては意味がありませんので、下塗りをして下地と塗膜が強力に結びつくクサビとなる塗膜を作ります。

 

下地を塗膜で覆い「上塗りの吸い込み」を防ぐ

下塗りには塗料の吸い込みを防ぐ目的もあります。
経年劣化した下地は塗料の吸い込み量が多くなるため、そのまま上塗りすると色ムラが発生します。
下塗りで膜を張り、中塗り以降の塗膜を均一にさせます。

 

下地の凹凸を平滑にする「フィラー」とは?

下塗り剤のフィラーは、下地調整剤とも呼ばれており、下地の凹凸を平滑にすることができます。

また、肉厚で弾性をもつ塗膜を形成しますので、塗膜の追従性が良好でひび割れ防止になります。

クラックを起こしやすいモルタル外壁やクラックを起こしたところによくフィラーが使われます。

ただし、窯業系サイディングなどの熱を溜めやすい外壁材に使用すると塗膜が膨れてしまう可能性がありますので、適応する素材か確認する必要があります。

 

⑤ 中塗り

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中塗りからは上塗り剤を塗ります。

上塗り剤は「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」など種類があり、お施主様に選んでいただくのがこの上塗り剤です。

 

通常、上塗り剤は2回塗りで行われ、その1回目を中塗りと呼んでいます。

中塗りした後にすぐ上塗りすると施工不良を起こすため乾燥時間を設けます

 

⑥上塗り

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上塗り剤2回目の塗装が上塗りです。
中塗りと上塗りで工程を分けている理由は、塗装できる量が決まっているからです。

一度に塗装すると施工不良を起こすため、決められた塗布量を2回に分けて塗装します。
ただし、塗装回数よりも大事なのが「塗膜厚」です。

どんなに2回塗装しても塗膜が薄くなっていたら性能を最大限発揮できません
もし、塗膜が薄い場合は、3回、4回と塗料を塗り重ね、仕様にある塗膜厚を確保する必要があります。

塗装回数についてはこちらの「外壁塗装はどうして3回塗り?手抜き工事を防ぐ対策も解説!」をご覧ください。

⑦ 仕上がりの確認

すべての塗装工事が完了したら仕上がりを確認します。

塗り残しや傷、塗料の飛散などがないか細かくチェックします。

ここではお施主様にも立ち会いが求められます。
この後は足場が外されてしまうため、手直しがないかよく確認し、気になる箇所があれば必ずご指摘ください。

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⑧ 仮設足場の撤去〜お引き渡し

仕上がりの確認を終えたら仮設足場を撤去します。

敷地内には拾いきれないゴミが落ちていますので、足場を撤去したらもう一度きれいに清掃してお引き渡しとなります。

工事の流れについてはこちらの「外壁塗装工事の流れは知っておいた方がいい?工事に失敗しないためのポイント!もご参考ください。

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見落とし厳禁!外壁と一緒に「付帯部」も塗装をおすすめする理由

塗装は建物を維持していくために必要ですが、屋根や外壁だけに塗装していても建物そのものの維持改善につながりません。

屋根や外壁以外の部材もちゃんと塗装しないと大切な建物を守ることができないということをぜひ押さえておいてください。
 
塗装工事では、屋根や外壁以外の部材を「付帯部」と呼んでいます。
 
外壁塗装工事では「付帯部」の塗装も一緒に行われますから、これから塗装をお考えの方は、ぜひここでご紹介するポイントを押さえてくださいね!
 

そもそも「付帯部」とは?含まれる部材の一覧

それでは「付帯部」とはなんでしょうか?

簡単に言ってしまうと屋根や外壁以外の部材のことを付帯部と呼んでいます。

通常、見積もりでは、外壁や屋根とは別に付帯部の項目があります。

そこには、雨樋や軒天井、破風板などの様々な部材が記載されているはずです。

建物にはいろいろな部材が設けられており、それらも定期的に塗装などのメンテナンスが必要です。

メンテナンスを怠ると建物の老朽化を早める原因となってしまうので注意してください。

 

付帯部も一緒に塗装しないとダメな2つの理由

外壁塗装の相場価格は51〜120万円程、決して安い金額ではありませんよね。

できるだけ費用を抑えたいと考え塗装する箇所を減らすことを考えるかもしれません。

実際に「外壁だけ塗装して、付帯部は次の機会にしよう」と考えているお客様もいらっしゃいました。

しかし、付帯部を後回しにしてしまうのは絶対におすすめしません。

その理由を説明します。

 

【劣化の進行具合がずれる】
付帯部を後回しにするということは、劣化した状態を長く放置するということです。

外壁の状態が塗装工事で改善されても付帯部はさらに傷んでいくため、劣化の進行具合が外壁とずれてきてしまうでしょう。

そうなると塗装するスケジュールが中途半端な周期になってしまいます。

外壁塗装をした数年後に付帯部を塗装することになり、その数年後は、また外壁を塗装する時期にくるというサイクル。

外壁を塗装する時期が来ても、付帯部は数年前に塗ったばかりでまだメンテナンスが不要、という中途半端な状態になってしまうのです。

かといって、外壁の劣化を放置して付帯部の時期に合わせるわけにもいきません。

どうせならまとめて塗装してしまった方がいいのですが、塗装するにはまだ早いということがネックで中々踏ん切りがつかない思いを抱きやすいかもしれません。

 

【工事費が割高になる】
塗装時期の問題もそうですが、工事費も気をつけなければなりません。

外壁塗装では安全に作業できるように足場を必ず設置します。

それは付帯部も例外ではありません。

付帯部に含まれる雨樋や軒天井、破風板などは高いところにある部材ですから、塗装するには足場が必要です。

外壁と付帯部を別々に塗装すると2回足場を設置することになり、足場代が余計に掛かってしまいます。

足場は一度設置してしまえばそれ以上費用が上がることはありませんので、なるべく工事をまとめて足場を有効活用することが望ましいです。

 

施工ミスや手抜き工事を防ぐために!見積もり・現場のチェックポイント

下地処理や下塗りの手抜きに注意

外壁塗装を行う上で注意していただきたいのが「手抜き工事」です。

外壁塗装の業者の中には、ずさんな工事をする業者も残念ながら存在します。

塗装の場合、塗膜厚や下塗りの有無などを隠せてしまうのが、このような悪徳業者が出てきてしまう原因かもしれません。

プロの目から見れば、正しく施工したのか一目瞭然なのですが、一般の方がそれを見極めるには中々難しいでしょう。

ですから、業者から提案される見積もりや工事内容は、細かくチェックしていかなければなりません。

これから外壁塗装をお考えの方は、こちらのポイントをぜひご確認ください。

・見積もりに下塗りの項目や塗料名が書いてあるか
・業者から施工について説明があり、下塗りのことなども具体的であるか
・どんな工事をしたか分かるように、各工程の施工写真を撮ってもらえるか
・工事後のアフターサポートや工事保証が充実しているか

もし、こちらが質問してもちゃんと答えてくれなかったり、工事説明や見積もりの内訳が曖昧であったりする業者は要注意です。

信頼できる業者に工事をお願いできるように、複数の業者に声をかけて相見積もりを行ってください。

LOHASは建物診断や見積もりを無料で行っております。

診断結果とお客様のご要望をもとに最適な工事プランをご提案させていただきますので、なにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

見積もりを細かくチェックして「一式表記」を防ぐ

外壁塗装のトラブルで特に多いのが、見積もりに「一式」としか書かれておらず、手抜き工事をされてしまうケースです。 

 

詳しい見積もりの見方や、失敗しないためのチェックポイントについては、こちらの『外壁塗装工事の流れは知っておいた方がいい?工事に失敗しないためのポイント!』で詳しく解説していますので、必ず契約前にご確認ください。

 

LOHASは工事についてわかりやすく真摯にご説明いたします!

LOHASはお客様に安心して工事をお任せいただけるように、どこを塗装するのか、どんな工事をするのかなど工事について分かりやすくお伝えさせていただきます。

もし、分からないことや気になることなどがございましたら真摯にご対応いたしますので、遠慮なくお申し付けください。

無料診断も実施しておりますので、これから塗装工事をお考えの方はお気軽にご相談ください!

“mu”

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  • 山梨県知事 塗装工事業

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  • 一級塗装技能士

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