外壁塗装・屋根塗装で重要な養生とは?養生の場所や注意点を解説します!
投稿日:2022年6月29日 更新日:2024年5月9日
目次
みなさんは養生という言葉をご存知でしょうか?
あまり馴染みがない言葉かもしれませんが、塗装工事では養生をするかしないかで工事の品質も大きく変わってきます。
養生が汚い現場は仕上がりも汚い、と言われるくらいですから、これから屋根塗装や外壁塗装をお考えの方は養生とはどんな作業なのかを知っておきましょう。
今回は養生とはどんな作業なのか、塗装にどれくらい影響するのか、養生をする場所、養生中にある注意しておきたいところなどを解説します。
【養生とは現場を傷や汚れから保護する作業のこと】
養生とはブルーシートやマスカーなどの養生材を使って現場を傷や汚れから保護する作業のことです。
養生材には以下の種類があり、養生をする場所に合わせて適宜使い分けていきます。
【養生材】
・ブルーシート:主に通路
・マスキングテープ:養生材の固定、シーリング打設用など
・マスカー:窓などの開口部の養生
・ノンスリップシート:通路(人がよく通る場所)
・カーカバー(車の保護用)
・室外機カバー(エアコン室外機の保護用)
外壁塗装や屋根塗装は比較的にゴミが出にくく汚れにくい工事ですが、古くなった塗装のカスやホコリ、塗料などが飛散するため養生をしておかないと建物を汚してしまいます。
塗装仕立てのところや特殊なコーティングが施されているところに塗料がついてしまうと色々と不具合を起こす可能性があるため、傷や汚れがつかないように事前に養生をしておくことが大切です。
【養生は塗装の品質にどれくらい影響する?】
養生がどれくらい塗装の品質に影響が出るのかというと「養生が汚い現場は工事の品質も汚い」と言われるくらいですから、ちゃんと養生をしていないところでは品質も期待できないでしょう。
また、どんなに仕上がりが良くてもまわりが汚いとあまりいい気分ではないかと思います。
お引き渡しするときは完璧な状態でお渡しすることが当然で、傷や汚れがついていてはいけません。
養生をすることで不要な汚れや傷がつくことを防ぐことができますし、手直しや清掃の手間も軽減することができます。
建物に使う塗料は硬化するため布で簡単に拭き取るということはできません。
塗料を拭き取るにはうすめ液などで塗料を溶かして拭き取る必要があります。
そのため、せっかく塗装をしたところまで拭き取ってしまいかねませんので、仕上がりにも影響してきます。
完璧な仕上がりをお客様にお引き渡しするには養生が欠かせないということです。
外壁塗装の仕上がりは下地処理も重要です。
詳しくはこちらの「施工の際の下地処理」をご覧ください。
【養生をする場所】
養生の大切さをお伝えしたところで、次は養生をする場所です。
以下に養生をする場所を記載しましたのでご覧ください。
【養生をする場所】
・窓や玄関などの開口部
・エアコン室外機
・給湯器
・通路
・ポストや表札などの付帯物
・車
・植栽
など
養生期間は基本的に工事開始から足場撤去まで続きます。
具体的なことは後述しますが、窓や給湯器の養生中はご不便なこともありますのでご注意ください。
通路でも人の出入りがある玄関は、滑り防止のノンスリップシートを敷きます。
足場にも飛散防止用のメッシュシートを取り付けます。
ケレンなどの下地処理時にホコリや古くなった塗装のカス、高圧洗浄時の洗浄水などが飛散し、ご近隣の方にご迷惑をかけてしまいますので、トラブルに発展しないように足場にはメッシュシートを取り付けて飛散防止しておきましょう。
LOHASはご近隣の方に配慮して工事前に近隣挨拶を実施しております。(もしご不要な場合はお申し付けください)
お問い合わせからお引き渡しまでの流れについてはこちらの「お問い合わせからの流れ」をご覧ください。
【養生中に不便を感じるところ】
養生する場所によっては不便を感じてしまう場面もあります。
以下のケースがそうですので、事前に確認しておきましょう。
【養生していると窓を開閉できない】
窓を開けて換気を取りたいという場面があるかもしれませんが、養生中は窓を開けることができませんのでご注意ください。
また、塗装中は窓を開けるのはなるべく控えていただくことをおすすめしています。
と言いますのも、窓を開けていると塗料の臭いが部屋中に充満してしまうからです。
溶剤系塗料を使う場合はシンナーの刺激臭を発しますので、臭いを嗅ぎ続けてしまうと気分を悪くしてしまいます。
臭いの少ない水性系塗料でも独特の塗料の臭いがありますので、なるべく塗装作業中は窓を開けないことです。
どうしても窓を開けたいという場合は作業している反対側の窓を開けるなど、できるだけ臭いが届かない場所の窓を開けるようにしましょう。
【養生中の給湯器はお湯が使えない】
養生のことで注意しておきたいのが給湯器です。
給湯器内部にホコリが入ると故障の原因になりますので、作業をするときは機器本体をカバーで覆って養生をしますが、養生されている状態で給湯器を使うのは非常に危険です。
熱がこもり故障や一酸化炭素中毒を起こす恐れがあります。
もし、給湯器を使いたい場合はかならず作業している職人に声をかけてからお使いください。
工事のよくあるご質問についてはこちらの「よくあるご質問」でお答えしておりますので、ぜひこちらもご参考ください。
【美しく塗装を仕上げるには養生は欠かせません!】
ここまで養生についてお伝えしてきました。
養生は塗装を美しく仕上げるのに欠かせない作業です。
塗装工事は人の手で作業し、完成までにある程度の期間を要します。
その間に傷や汚れから守るには丁寧に養生していることが不可欠です。
養生をしないで工事を進めてしまうとたくさん傷をつけたり、汚れがついたりと清掃や手直しの手間が増え、仕上がりも当然良くありません。
品質の高い工事をご提供するにはしっかり養生されていることが大切です。
これから塗装工事をお考えの方は、ぜひ養生の大切さも押さえておいてください。
LOHASは無料で建物診断を実施しております。
詳しくはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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