下地調整の重要なポイント1 コーキング処理

投稿日:2019年8月5日  更新日:2023年6月27日


外壁塗装は下地調整がとても重要ということをご存知ですか?

下地調整は「高圧洗浄」「ケレン」「クラックなどの補修」「コーキング処理(シーリング)」などがあります。

 

下地調整の精度が塗装の耐久性を左右すると言っても過言ではありません!

外壁がサイディングやALCの場合は、目地コーキングも新しくしておく必要があるでしょう。

 

目地とは外壁材同士の干渉を防ぐために設けられており、そこに充填されているコーキングはゴムのように弾力性があり、外壁材がひび割れてしまうのを防いでいます。

 

また、防水性と気密性も保っています。

塗装が必要な時期になれば、コーキングもメンテナンスが必要になってきますので、ぜひ外壁塗装の時はコーキング工事もご一緒にお考えください。

 

【コーキングが担っている役割とは?】

下地調整の重要なポイント1 コーキング処理

サイディングやALCなどのボード型の外壁材は、隙間なく突きつけて張ってしまうとひび割れを起こしてしまいます。

普段の生活では気づかないかもしれませんが、建物は常に揺れており、外壁材も熱による膨張・収縮を繰り返しています。

 

目地コーキングはそれらの動きに追従できるようになっています。

硬化前のコーキングは粘土の高い液体ですが、硬化するとゴムのように弾力性を持ちます。

 

ゴムのように伸び縮みするため、建物の動きにも追従できるのです。

コーキングは外壁材の干渉を防ぐ役割があるということです。

 

下地調整の重要なポイント1 コーキング処理

そして、もう一つの役割が防水性を保つことです。

建物は柱などの骨組みを組んだ後に防水紙で外周を覆い、その上に外壁材を張っています。

 

ですから、構造的には外壁内部に水が入っても防水紙の上を通りますので、雨漏りすることはありません。

しかし、水が入る状態が続き、湿気も溜まりやすい環境なら防水紙の劣化も早めてしまうでしょう。

 

また、建物は色々な部材を接合して組まれていますが、隙間なく組んであるわけではありません。

目視では隙間がないような場所でも水は僅かな隙間を通っていきますので、防水紙で覆われていない場所なら雨漏りしてしまうでしょう。

 

防水紙を固定しているタッカーや胴縁を固定している釘など侵入経路はいくらでもあるのでコーキングは常に弾力を持った状態で施工されていることが重要です。

 

コーキング工事についてはこちらの「外壁や屋根の塗装工事の時にコーキングのメンテナンスもしていますか?」をご覧ください。

 

【外壁塗装におけるコーキング処理の方法は?】 

下地調整の重要なポイント1 コーキング処理

外壁塗装の下地調整としてのコーキング処理には2つの方法があります。

ひとつめは「打ち替え工法」で既存のコーキングを完全に撤去してから新たにコーキングを充填する方法のことです。

コーキング工事は基本的に「打ち替え工法」で行います。

 

下地調整の重要なポイント1 コーキング処理

そしてもうひとつの工法が「増し打ち工法」です。

これは現在のコーキングを残して、その上にコーキングを打設する工法のことです。

コーキングは完全に撤去しませんが、状態に合わせてできる限り撤去します。

 

「打ち替え工法」と「増し打ち工法」のどちらが優れているというわけではなく、施工状況に合わせて使い分けていくことが大切です。

 

コーキング工事は基本的に「打ち替え工法」で行いますが、窓や玄関などの開口部や入隅は「増し打ち工法」で行うのが一般的です。

 

なぜこの箇所を「増し打ち工法」で行うのかというと、防水性能に関わる部分を破損してしまうリスクがあるからです。

雨漏りの原因となってしまうため、リスクを避けるために「増し打ち工法」を選択するのです。

 

コーキング処理は外壁塗装の下地調整における重要なポイントになりますので、既存のコーキングの状態はもちろん、作業に伴うリスクなどもしっかり把握した上で工法の選択をしてください。

 

コーキング工法の「打ち替え」と「増し打ち」についてはこちらの「コーキングの工法は「打ち替え」と「増し打ち」がある!正しい使い分けは?」をご覧ください。

 

【コーキング工事が必要な時期はいつ?】

下地調整の重要なポイント1 コーキング処理

一般的にコーキングのメンテナンス時期は10年前後。

コーキングの耐用年数が5〜10年ほどだからです。

 

もちろん耐久性の高いコーキングもご用意しておりますので、長持ちするコーキングをご希望している方はお気軽にご相談ください。

 

当社おすすめコーキング剤「オートンイクシード」についてはこちら!

 

コーキングは寿命を迎えると様々な劣化症状が現れます。

以下の症状が見られましたらメンテナンス時期ですので、タイミングを逃さないようにしましょう!

 

【コーキング工事が必要な劣化症状】

・ひび割れ

・剥がれ

・変色

・隙間

・破断

 

コーキング工事を考えていただくのは「年数の経過(使用されているコーキング剤の耐久性に依存)」と「劣化症状」の2つサインを目安にしてください!

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

 

【コーキング工事をするタイミングは外壁塗装と一緒がおすすめ!】

下地調整の重要なポイント1 コーキング処理

コーキング工事を考えていましたら、ぜひ外壁塗装もご一緒におすすめしたいです。

 

コーキング工事と外壁塗装を一緒におすすめする理由は、

 

・足場代を節約できる

・作業効率が良い

・次のメンテナンスがしやすい

・将来的に必要な工事回数を減らせる

 

などがあるからです。

 

足場代も15〜25万円ほどと高額です。

なんと外壁塗装総額の約2割が足場代なのは知っていましたか?

 

足場代を節約するだけで、かなりのコストカットになるのです。

足場代を節約できる理由は、まとめて工事をすれば何度も足場を設置しなくていいからです。

 

コーキング工事や外壁塗装に限らず、屋根工事や雨樋工事も足場が必要な工事ですので、他の高所作業を伴う工事もぜひご検討してみてくださいね!

 

LOHASは無料で建物診断を実施しております。

これからも大切なお住まいで住み続けていけるようにサポートさせていただきますので、メンテナンスをお考えの方はお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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