外壁塗装、屋根塗装の失敗例 第3位は?

投稿日:2019年8月5日  更新日:2023年11月30日

外壁塗装失敗例

 

外壁塗装や屋根塗装は他の外装工事と比べると音が出にくく、周辺に影響がない工事と思われるかもしれません。

しかし、足場を組みますし、塗料の臭いもあります。

ご自身のお家だけでなく、ご近隣のことも配慮しなければ思わぬトラブルに発展してしまう可能性がありますので注意が必要です。

 

外壁塗装や屋根塗装における失敗例第3位は近隣トラブルです。

 

塗装工事は建物を維持していくために大事なメンテナンスですが、ご近所の方とトラブルになってしまったら今後の生活もしにくくなってしまいます。

せっかく塗装をして建物がきれいになるのですから、気持ちよく工事を終えたいですよね。

そのためには、ちゃんとご近所のことも考えて工事を行なっていくことが大事なのです。

 

LOHASでは工事を始める前に必ずご近隣の方へ工事の挨拶をさせていただいております。

しかし、業者の中には工事挨拶を行なっていなかったり、ご近隣に配慮せずに工事を行う業者もいますので、これから塗装工事をされる方は近隣トラブルに発展しないようにしっかり対策を行なってください。
 
ここでは塗装工事において近隣トラブルに繋がりやすい注意ポイントをご紹介いたします。
 

【近隣トラブルに繋がりやすい3つの注意ポイント】

【①近隣トラブルに繋がる仮設足場工事】

屋根塗装や外壁塗装の工程の中でトラブルに繋がりやすい工程が「仮設足場工事」です。

塗装工事は高所作業があるため、安全に作業ができるように足場を組みます。

塗装工事は解体工事など音が発生する工程がありませんので、他の外装工事と比べると比較的に静かな工事です。

 

ですが、工事初日と最終日に行う仮設足場工事だけは、部材を組んでいるときに金属音が発生して騒音に感じるかもしれません。

また、足場の部材を搬入するために大きなトラックが停まり、道路を塞いでしまうトラブルも起きています。

 

通常、工事は朝の9時ごろから始まります。

朝早く突然こんなことが起きたらあまりいい気分ではありませんよね。

だからこそ、工事があることを事前にお知らせしておくことが大事なのです。

 

お家によっては敷地境界線ギリギリで足場の支柱が立てられないケースもあります。

このような場合はお隣の敷地をお借りすることがありますが、これには事前にお隣から許可をいただく必要があります

当然ですが、なにも知らせずに勝手にお隣の敷地に足場を設置するわけにはいきません。

お隣のご協力が必要なケースもありますので、前もってお話ししておくことが大切です。

 

足場についてはこちらの「外壁塗装を行う時に知っておきたい足場の必要性と注意点」をご覧ください。

 

【②近隣トラブルに繋がる塗料の飛散】

塗装作業を行う上で注意しなければならないのが塗料の飛散です。

風向きや風の強さによっては、遠くまで塗料が飛散することもあり、お隣のお家や洗濯物、車などを汚してしまうトラブルに繋がってしまいます。

塗装工事ではご近隣の方にご迷惑がかからないように、足場に飛散防止用のメッシュシートを取り付けます。

また、必要に応じて車カバーを掛けさせていただくなど、養生を徹底的に行うことが大事です。

周りへの配慮が欠けていると、いくらきれいに清掃しても納得していただけない場合がありますので、工事が始まる前からご近隣のことも考えて工事を計画していかなければなりません。

 

養生についてはこちらの「外壁塗装・屋根塗装で重要な養生とは?養生の場所や注意点を解説します!」をご覧ください。

 

【③近隣トラブルに繋がる塗料の臭い】

塗料は「溶剤系」と「水性」があります。

現在は環境などを配慮して「水性」を選ばれることが多くなりましたが、「溶剤系」は耐久性に優れているため、場所にってはまだまだこちらを選ばれることが多いです。

「溶剤系」はシンナーで希釈して使用しますので、塗料の刺激臭が発生します。

この臭いは頭痛や吐き気、めまいなど気分を悪くさせてしまう恐れがあります。

お隣と距離があるとはいえ塗料の臭いは届いてきますので、その臭いがトラブルに発展してしまう可能性はあります。

なにも知らせていないと尚更トラブルに繋がりますのでご注意ください。

また、塗料の臭いはお施主様にも影響します。

塗料の臭いが気になる方は、臭いの少ない水性塗料を選ばれることをお勧めします

 

こちらの「塗料について」もご参考にしてください。

 

【塗装工事の近隣トラブルを防ぐ対策】

外壁塗装、屋根塗装の失敗例 第3位は?

いかがでしたか。

塗装工事もご近隣に配慮して工事をしなければトラブルに発展してしまいます。

なによりもトラブルを防ぐ対策となるのが「事前の工事挨拶」です。

工事があることを事前にお伝えしておけばトラブルに発展しにくくなりますので、これから塗装工事をされる方は、事前に工事挨拶を行なってくれるか業者にご確認ください。

 

また、トラブルが起きてしまった時の対応をどうするのか確認しておくことも大事です。

基本的に業者が主導して対応しますが、中には対応しない業者もいます。

このようなトラブルにあってしまった場合は、「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」「国民生活センター」などにご相談ください。

 

LOHASはお客様はもちろん、ご近隣の方にも配慮して工事を行わさせていただいております。

これから塗装工事をお考えの方は建物診断も実施しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

建物診断は無料で実施しております。

詳しくはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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